■個性的で味わいのある描写特性
レンズ設計に意図的なチューニングを施すことで 、強い逆光条件での撮影時(※1)に絞り開放で撮影すると(※2)、一般的に「虹色フレア」と呼ばれる現象が発生し、 写真に写りこませて撮影することができます。
光源の場所や被写体に応じて変わる「虹色フレア」の位置やサイズを工夫することで 、最新設計のレンズでは味わえない個性的で味わいのある唯一無二の描写を愉しめます。また、絞りを F4以上に絞ることで 、「虹色フレア」に加え通常のゴーストやフレアーの発生を抑えたクリアな描写での撮影も可能です。

※1：撮影時は付属のNDフィルターまたは光量が1/16以下になる市販のNDフィルターを装着してください。光学ファインダーで強い光源を直視しないようご注意ください。

※2：イメージサークルの中央部を使用するAPS-Cサイズセンサーのデジタル一眼レフカメラ装着時は、「虹色フレア」は発生しにくい傾向にあります。

■レトロデザイン
「smc PENTAX-FA50mmF1.4」のデザインを踏襲し、外装にはブラックのマット塗装とつや消しブラックのフォーカスリングを採用しています。最近の当社デジタル対応レンズのデザイン特長である緑のレンズリングもあえて入れていない、フィルム一眼レフカメラ時代のレトロなデザインを採用しています。

■当社のデジタル一眼カメラに装着すると、フルサイズで50mmの標準レンズ、APS-Cサイズで35ミリ判換算76.5mm相当の中望遠画角が得られます。フルサイズでは人の視野に近い画角で撮影できる標準レンズとして、スナップや風景、ポートレートなど、さまざまな被写体に最適な一本です。

■開放F1.4の大口径F値により、ごく浅い被写界深度を生かした写真表現が可能

■レンズ前面に撥水撥油効果が高く汚れを拭き取りやすいSP（Super Protect）コーティングを採用

■点光源撮影時の光芒を抑え、絞り開放からF2.8まで柔らかなボケが得られる8枚の円形絞りを採用

■レンズ側での絞り設定や、ボディ内モーターによるAFに対応した仕様とすることで、旧製品のKマウントデジタル一眼カメラやAFフィルム一眼レフカメラ等への装着時に各機能が利用可能