勝負はハジキだ！白い肌にたぎる鉄火の血潮！夜霧の波止場に銃弾の咆哮！体を張った死の血斗！

任侠道を守る女親分と暴力ギャング団が横浜を舞台に激しい抗争を繰り広げる。 関東湊一家の親分・鉄太郎が病に倒れ、
一人娘お竜が跡を継いだ。終戦を機に横浜へやってきた新興組織の真崎組は次第に勢力を拡大し、
湊一家の乾分たちも次々と真崎へ寝返って行くのだった。その横浜に、船乗りの俊介が数年ぶりに帰ってくる。
お竜と俊介は幼馴染で恋人同士だったが、お竜が跡目を継ぐしかない事と俊介がヤクザの世界を嫌って船乗りになってしまった事で距離が出来ていた。
そんな中、湊一家の縄張りに狙いを定めた真崎の行動は過激さを増し、湊一家のシマでも重要な旭マーケットに放火する。
この火事は、湊一家の貴重な財源とさらには鉄太郎をも奪うのだった。失意の中でマーケットを再建する資金調達に奔走するお竜。
悉く融資を断られる中、双葉商会の宮川という男が現れる。融資の条件はマーケットの利権とお竜の身体だった。
これは真崎の企みだったが、それにお竜が気付く術は無かった。目途が立たぬまま返済の期日が近づく。
お竜は鉄太郎の四十九日追善花会に関東一円の親分を招待し賭場を開帳する。そこで一世一代の大博奕を打つのだが…。

【映像特典】
オリジナル予告篇収録


(C)国際放映