5群5枚・短焦点アストログラフ。天体撮影と眼視観望を極めたフォトビジュアル鏡筒。
通常価格 ¥620,000(税別)
JAN:4955295261314
発売日 2023/11/30
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天体撮影と眼視観望それぞれにおける性能と使いやすさを追求したフラッグシップ鏡筒です。
凸レンズにSDレンズ2枚と高屈折率EDレンズ1枚、凹レンズには高性能ランタン系ガラスを採用した贅沢な光学設計により、従来品VSD100F3.8を上回る高レベルな収差補正を実現。
写野中心から35mm判フルサイズはもちろんラージフォーマット44×33mmの最周辺に至るまでシャープで美しく均一な星像を得られます。
さらに広い視野での星空観察から高倍率での惑星観察まで、眼視観望でも高い性能を発揮するフォトビジュアル鏡筒です。
■5群5枚(SDレンズ2枚使用により高レベルな収差補正を実現
VSD90SSは軸上色収差を重点的に補正することを念頭に置いて光学設計しました。
凸レンズにSDレンズ2枚、高屈折率EDレンズ1枚を使用し、かつ凹レンズに新開発の高性能ランタン系ガラスを採用しています。
特にSDレンズ2枚(ほぼ同径)を使用した点は新たな試みです。
これによりフォーカスやスケアリングのズレによる星像の色味の変化と星像の崩れを極めて高いレベルで抑え、結像・周辺像ともにVSD100F3.8を上回る性能を得られました。
撮影時から画像処理まで一貫して使いやすく安定した撮影結果が期待できます。
■周辺光量を大幅改善
従来製品VSD100F3.8は母体となるPENTAX100SDUFIIより受け継いだヘリコイドフォーカサーを採用することで後群のレンズ径に制約がありました。
VSD90SSではその制約を排除するためフォーカサー部をラック&ピニオンに変更し、後群のレンズを大口径化しています。
これによりVSD100F3.8よりも周辺減光が大幅に改善。
また口径食を低減し光学系(※)によるケラレがほぼ無く、光の回折により生じる輝星の非軸対称フレアも防いでいます。
口径食が少なく周辺光量が豊富なことは写野周辺部で豊富な諧調を維持するとともに、画像処理時において周辺減光補正を容易にする効果も期待できます。
※撮影システムによってはカメラボディやカメラマウント等によるケラレが発生する場合があります。
■低倍率から高倍率まで、眼視観望でも高い性能を発揮
低倍率かつ広視野での観望においては像面が非常にフラットで良質な接眼レンズと組み合わせることにより、シャープな像が視野全体に広がります。
さらに視野中心は多波長ストレール強度96.7%を誇ります。
高性能アポクロマートとして定評をいただいているSD81SIIの95.7%を上回る結像性能を持つため、惑星などの高倍率観望にも適しています。
■ZWO社製EAF(フォーカサー)対応
デュアルスピードフォーカサーまたはZWO社製EAF(フォーカサー)に対応しています(併用不可)。