あらゆるエンターテイメントをパワーアップするチャンネル出力125ワット@8オームのアンプ。調整可能な低音および高音コントロールで、サウンドパフォーマンスを最適化。部屋ごと、または部屋グループごとに音量を調整することができます。

■マルチに活躍
多用途なアンプでお持ちのエンターテイメントシステムをパワーアップ。

■テレビにも
Ampをスピーカーやテレビに接続すれば、テレビ、映画やゲームをステレオサウンドで楽しめます。

■サラウンドシステムを構築
Sonos Oneサラウンドスピーカー2台をワイヤレスで追加すれば、臨場感あふれるホームシアターに。

■ヒートコントロール
ラックに取り付けられるデザインは、特別設計のヒートシンクが特徴。空気の流れと温度管理が最適化されます。

■お手持ちのスピーカーと併用
お持ちのターンテーブル、ステレオなどを有線スピーカーに接続して、レコードやCD、保存済みオーディオファイル、ストリーミングサービスを楽しみましょう。


優れた使い勝手、オーディオファンも納得の音質。ライフスタイルが変わる

まず感心させられたのが、設定が極めて簡単なこと。箱から出して実際に使用するまでの容易さは、筆者がこれまで試した中でNo.1と断言していい。

試聴はDYNAUDIOのスピーカーを組み合わせて行った。音像はクッキリと明瞭な傾向で、ジャンルを選ばず音楽を活き活きと鳴らしてくれる。チャーリー・プースを聴くと、ボーカルが前にグイグイと出てきて、ベースには力感がみなぎる。EDM調のデュア・リパ「Dua Lipa」ではシンセサイザーの立ち上がりをクイックに再現し、グルーブ感豊かに鳴らしてくれる。

さらに本機は、リアスピーカーにSonos Oneなどを組み合わせ、サラウンドシステムを構築することも可能。サブウーファーも加えられるし、本機を複数台組み合わせることもできる。しかも、システム変更はアプリでかんたんに行える。この柔軟さはさすがの一言だ。

ライフスタイル型のオーディオ製品というと機能や音質が物足りないというケースも少なくないが、先進的な音楽体験と伝統的なオーディオサウンドを融合した本機には、生活スタイルを一変させるほどのインパクトがある。音楽を聴く時間が間違いなく増えるはずだ。

文：土方久明

※AV/オーディオ/ガジェット情報サイト「PHILEWEB」所収記事を短くまとめたものです。