POLK ポーク
フロアスタンディングスピーカー ブラウン ES50BRN [ハイレゾ対応 /1本 /2ウェイスピーカー]
ES50BRN
Signature Eliteシリーズは、すべての人に素晴らしいサウンドをお届けするために設計されたスピーカーコレクションです。2016年の発表以来、数々のアワードを受賞してきたSignatureのプラットフォームをベースとして、ハイレゾリューション・オーディオや映画体験の醍醐味を最大限に引き出すために、細心の注意を払って再設計されています。
通常価格 ¥37,900(税別)
JAN:0747192134280
発売日 2021/08/27
残りわずか
High-Resolution Hi-Fi Home Theater Tower Loudspeaker
ハイレゾ対応のテリレン・ドーム・トゥイーターと2基の5.25インチ・マイカ強化ポリプロピレンドライバー、独自のPower Portテクノロジーを搭載するフロアスタンディング・スピーカー。
ハイレゾ対応のテリレン・ドーム・トゥイーター
Signature Eliteシリーズに搭載されている1インチのテリレン・ドーム・トゥイーターは、40kHzに至る超高音域の再生が可能であり、普及が進むハイレゾ対応ストリーミングサービスや、最新映画の高品位なサウンドトラックを忠実に再生するクリアで高精細な高音を実現しています。
ダイナミック・バランス・ポリプロピレン・ドライバー
Signature Eliteシリーズは、ポリプロピレンにマイカを加えることで軽量かつ高剛性を実現した専用のドライバーをすべてのモデルに搭載しています。さらに、独自のダイナミック・バランス・アレイ・プロセスを用いて、スピーカーの設計を完成させる前に不要な共振の原因をピンポイントで取り除いています。
透明感が高く、伸びやかな低音再生
Polk Audioの特許技術であるパワーポートは、緻密に設計されたその形状によってポートを出入りする空気の流れをスムーズにし、従来のバスレフポートよりも歪みや乱流を大幅に抑えることができます。さらに、開口部の表面積を拡張することにより、一般的なバスレフポートに比べて約3dBの出力アップを実現しています。ES50においては、2基の5.25インチのウーファーと組み合わせることで、より大きく、より深く、より音楽的な低音のインパクトを実現しています。
共振を抑える高剛性キャビネット
Polk Audioのエンジニアたちは、サウンドの濁りの原因となる不要な共振をより効果的に排除するために、キャビネットとバッフルの構造および補強を再評価し、改善を行うために多大な努力を払いました。Signature Eliteシリーズでは、内部補強の追加、MDF材の厚みアップ、バッフルプレート背面へのガスケット追加など、徹底した振動対策を施すことにより、さらに高剛性かつ音響的に不活性なキャビネットを実現しました。
Other Features
・Hi-Res Audio 認証取得
・プリメインアンプでもAVアンプでも鳴らしやすい高感度設計
・バイワイヤリング対応金メッキ接続端子
・音響的な影響を与えず、見た目にもクリーンなマグネットキャッチグリル
・5年間の製品保証
海外ブランドでは珍しい“ハイレゾ仕様”のスピーカー
低音楽器が繰り出す空気の押し出し感を味わいたいなら、フロア型を選ぶといいだろう。ES50は小型ブックシェルフと比べられるほどスリムだが、ベースのリアリティは確実にランクが上がり、太く重いE線やA線のピチカートは振れ幅の大きい振動が耳を心地よく刺激する。
ベースとヴォーカルが力強く交錯するムジカ・ヌーダの演奏はベースが鈍ると面白さが半減してしまうのだが、本機はベースとヴォーカルどちらも緊張が緩まず、アグレッシブなテンポが停滞しない。
バスレフポートの風切り音が目立ちやすい曲もあえて聴いてみたが、耳障りなノイズは確認できなかった。独自技術の「パワーポート」は実質的な開口面積が広がる効果があり、いわゆるポートノイズが発生しにくいのだ。オーケストラの大太鼓も余分な尾を引かず、楽器本来の音色を聴き取ることができた。
本機を含めて5モデルを試聴したが、それぞれサイズに応じて用途が異なり、情報量やスケール感にも違いがある。だが、シリーズ全体としてとらえると、各製品の音調がとても良く揃っている。特に、動きが重くならず風通しの良い低音は共通の長所であり、このランクでは貴重な資質だと思う。
文:山之内 正
※AV/オーディオ/ガジェット情報サイト「PHILE WEB」所収記事を短くまとめたものです。