■冷間転造による加工の為、ネジ面の表面は加工硬化によって硬さが向上し、金属の繊維組織が切断されていないので、機械切削のウォームに比べ機械的性質も優れています。

■転造後の表面硬さは母材の硬さの1.2倍〜1.3倍になり、「ねじ面の硬さはHB240〜260」になります。

■転造ウォームは、ねじ面の表面粗さが鏡面の為、ウォームホイールと組み合わせて使用しますとウォームギヤの寿命が切削したウォームとの組み合わせと比較して寿命が長くなります。

■一般産業機械、医療機器、食品機械等に使用。

■ウォームのねじれ方向および条数(mm)：L2

■モジュール：2

■基準円直径(mm)：φ31

■歯幅(mm)：35

■穴径(mm)：12

■ねじれ方向：L2

■全長(mm)：50

■ハブ外径：φ25

■条数：2

■形状：B

■ハブ外径(mm)：φ25

■ハブ長さ(mm)：15

■歯形：並歯

■圧力角：20°

■S45C機械構造用炭素鋼

■理想的な噛み合いを得る為には、ウォームとウォームホイールを組みたてるときに、正確に直角度を出して下さい。

■ウォームとウォームホイールの噛み合いにおける歯面の摩擦が大きいので、できるだけ潤滑油の中で運転するような方法でご使用ください。

■ウォームとウォームホイールは同じねじれ方向、同じ条数の組み合わせでご使用ください。

■ウォーム軸及びウォームホイール軸は、たわまないように軸受をできるだけ歯車に近いところに頑丈に設計してください。

■ウォームに働く軸方向スラストはかなり大きくなりますのでご注意ください。軸方向スラストについては、総合カタログのKGギヤ・インフォメーションをご参照願います。