相場英雄原作の社会派ヒューマンサスペンスをドラマ化。大手企業の不適切会計の裏に、ある男の影が。椎名桔平演じるダークな主人公を、黒木メイサ演じる刑事が追う。
通常価格 ¥10,250(税別)
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発売日 2018/12/19
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【INTRODUCTION】
大手企業・三田電機の1500送円の不適切会計。
裏にある男の影が―。
椎名桔平演じるダークな主人公を、黒木メイサが演じる捜査二課刑事が追う
社会派ヒューマンサスペンス
食肉偽装問題が題材の『震える牛』など、社会の闇をえぐり出す小説で注目を集める
相場英雄の小説『不発弾』(新潮文庫刊)のドラマ化が決定した。
7年間で1500億円の「不適切会計」を発表した大手総合電機メーカー三田電機産業。
その裏で暗躍するひとりの男と、彼を取り巻く人々の人間模様を描いた骨太の社会派ヒューマンサスペンスだ。
主人公の金融コンサルタント・古賀遼を演じるのは椎名桔平。
貧しい炭鉱町で育ち東京の証券会社に入った古賀は、ある出来事を機に欲深い人間たちへの復讐を始め、
証券業界ひいては経済界の影の立役者にのし上がっていく。
また、古賀を追って不適切会計の真相を暴こうとする警視庁捜査二課管理官・小堀弓子を黒木メイサが好演する。
さらに、財界に広い人脈を持つ三田電機産業相談役・東田章三役に宅麻伸、和装小物店を営みながら
古賀と暮らす内縁の妻・村田佐知子役に原田知世、古賀を証券マンに育て上げた
元上司・中野哲臣役に奥田瑛二ら実力派俳優が集結。
主人公と捜査二課の対峙、バブル期から現代に生きた
強欲な権力者たちとの駆け引き、過去の因縁、そして裏切り―。
過去と現在が交錯するエンターテインメント作品に乞うご期待。
【ストーリー】
1500億円もの「不適切会計」が露呈した大手電機メーカー・三田電機産業の記者会見。
狼狽する社長を裏で操るひとりの男がいた――金融コンサルタント・古賀遼(椎名桔平)。
捜査二課の管理官・小堀弓子(黒木メイサ)は、この「不適切会計」を「粉飾」と疑い、上場廃止にならないことに違和感を覚える。
そんな中、三田電機の経営監査部長が自殺。
直後、古賀は同社相談役・東田章三(宅麻伸)と密会する。
小堀はこの自殺に事件性があると疑い始めていた。一方、内縁の妻・村田佐知子(原田知世)に
優しい笑みを浮かべる古賀。この男は一体何者なのか?
昭和52年――金と男にだらしない母親の下、貧しい炭鉱町で育った古賀。
妹を東京に連れ出したい一心で、上司・中野哲臣(奥田瑛二)に
ノウハウをたたき込まれ、国民証券でのし上がっていくが――。
数年後、ある出来事を機に始まった古賀の復讐は、
日本経済の深い地層に「不発弾」として仕掛けられていく。
【収録話】
全6話