ソニー SONY
イヤホン カナル型 IER-M7 [φ3.5mm ミニプラグ]
IERM7
これが、ステージ上で求められる音。原音を正確に描き出す高音質
通常価格 ¥75,991(税別)
■クワッド・バランスド・アーマチュア・ドライバーユニット
バランスド・アーマチュア・ドライバーを4基(フルレンジ×2+ウーファー+トゥイーター)搭載。ボーカルや各楽器のバランス、リズムの立ち上がり、これらを正確に把握できる再生能力と高い遮音性を備えることで、ライブステージにおけるモニターに最適な音質を実現しました。
■音の透明度を高めるマグネシウムインナーハウジング
インナーハウジング素材には高剛性と高内部損失のマグネシウム合金を使用することで、BAドライバーユニットを堅牢に固定しつつ、不要な振動をおさえ音の透明度を高めます。
■自然な高音をそのまま聞くことができるオプティマイズドサウンドパス構造
各BAドライバーユニットから再生された音は最適化された経路を通ることで、ロスすることなく耳に伝わります。これによりBAドライバーユニットの持つ自然な高音をそのまま聞くことができます。
■ケーブルを使い分けられる着脱式
Φ4.4mmのバランス標準プラグを採用し、KIMBER(R)社と協力して開発したケーブルMUC-M12SB1にも対応。Φ4.4mmのヘッドホンバランス端子を採用しているウォークマンNW-WM1Z/NW-WM1AやヘッドホンアンプTA-ZH1ESとバランス接続をすることが可能です。
■伸びのあるクリアな中高音を実現する真鍮(しんちゅう)音導管
音の要となる音導管に真鍮(しんちゅう)を採用。音導管の強度を保ちながら内径を拡大することで、伸びのあるクリアな中高音を実現します。
■銀コートOFC線を採用
OFC(OxygenFreeCopper:無酸素銅)の表面に純銀コートを施した、二重構造の導体を採用。信号伝送ロスを最小限に抑え音の劣化を少なくし、なめらかな高音域の再生を実現します。
■合計13種類のイヤーピースを付属
2種類の硬度のシリコンゴムに独自開発のシリコンフォーム素材を組み合わせた、独自開発のトリプルコンフォートイヤーピースを6サイズ付属。今までにない柔らかさと追従性で、高い遮音性と長時間の快適な装着性を実現します。また、水洗いできるので清潔に使用できます。ハイブリッドイヤーピースは7サイズ同梱し、合計13種類からお選びいただけます。
■信頼できるハードケース
持ち運び時の衝撃からヘッドホンを守る専用のハードケースを付属。表面には、耐久性を考慮しポリエステルクロスを採用しています。
まさに“ザ・ステージモニター”といったサウンドキャラクターと装着性を持ちあわせているのがこの「IER-M7」だ。4基のBA型ドライバーユニットが生み出すサウンドは、メリハリがよくキレがあり、ドラムもベースもグルーブ感溢れるクリアなビートを聴かせてくれる。それでいてボーカルはしっかりとした存在感を示す、ハキハキとした明朗快活な歌声を聴かせてくれる。ボーカルやギターなどのメインパートをしっかり主張させ、締まりのある低域でリズム感も確実に伝えてくるサウンドは、まさにステージモニターならではの魅力に溢れている。他社製のステージモニターを愛用している人にとっても、馴染みのある音色傾向といえるかもしれない。
もうひとつのメリットが、コンパクトなサイズに纏め上げられたイヤホン本体。小型のBAドライバーとはいえ4基搭載してこのサイズを実現しているのは、ステージユースで大きなアドバンテージとなるはず。リスニング用としてもなかなかのもので、軽快な装着感により耳からポロリと落ちるようなこともなく、遮音性の高さから音楽により集中できる。安心してお薦めできる、良質な製品だ。
文:野村ケンジ
※AV/オーディオ/ガジェット情報サイト「PHILE WEB」所収記事を短くまとめたものです。