女は過去の恋をひきずらない、なんてウソ。
通常価格 ¥3,410(税別)
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発売日 2018/05/02
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女は過去の恋をひきずらない、なんてウソ。
【INTRODUCTION】
夢を追いかける恋人せいいちと、忘れられない昔の男ハギオとの間で揺れる女性ツチダの繊細な心情を痛々しいほどリアルに描いた漫画家・魚喃キリコの代表作『南瓜とマヨネーズ』。
当時のストリートファッションとカルチャーを牽引した雑誌『CUTiE』から派生した、『CUTiE Comic』(共に宝島社)にて1998年から1999年にかけて発表され、
90年代の感度の高いユース・カルチャーのバイブル的存在となり、以降も愛され続けてきた。
脆くこわれやすい日常が、あたりまえに続いていくことの大切さを説くこの恋愛漫画の金字塔を、『パビリオン山椒魚』(06)、『乱暴と待機』(10)、『ローリング』(15)で知られる鬼才・冨永昌敬監督が実写映画化。
【ストーリー】
わたしたちはもう終わっているのかもしれない。
でも、わたしたちにはこの部屋のほかに行くところがない。
わたしたちにはお互いしかいない。
ライブハウスで働くツチダは同棲中の恋人せいいちがミュージシャンになる夢を叶えるため、内緒でキャバクラで働きながら生活を支えていた。
一方で、自分が抜けたバンドがレコード会社と契約し、代わりにグラビアアイドルをボーカルに迎えたことに複雑な思いを抱え、
スランプに陥っていたせいいちは、仕事もせず毎日ダラダラとした日々を過ごす。
そんなとき、ツチダはお店に来た客、安原からもっと稼げる仕事があると愛人契約をもちかけられる。
楽しいのはハギオだけど、せいちゃんと別れるの、無理だから。
一緒にいるのが当たり前になっても、好きでいてくれる?
ある晩、隠していた愛人からのお金が見つかってしまい、ツチダがその男と体の関係をもっていることを知ったせいいちは働きに出るようになる。
そして、ツチダが以前のようにライブハウスだけで働きはじめた矢先、今でも忘れられない過去の恋人ハギオ(オダギリジョー)が目の前に現れる。
蓋をしていた当時の思いが蘇り、過去にしがみつくようにハギオとの関係にのめり込んでいく。