日本中に大きな衝撃を与え、いまなお生々しい記憶を残す「未解決事件」。
「戦後最大の疑獄」とも言われる「ロッキード事件」の全貌を実録ドラマとドキュメンタリーで徹底解明する。

「戦後最大の疑獄」とも言われる「ロッキード事件」。
米・ロッキード社製の旅客機トライスターの売り込みをめぐり、日本の政財界に巨額の賄賂がばらまかれたとされるこの事件。
1976年7月田中角栄元総理大臣の逮捕という衝撃的な結末を迎えるも、未だ多くの謎が残されているこの事件の全貌を捜査関係者が保管していた極秘資料や
アメリカ側の機密文書、重い口を開き始めた関係者の証言をもとに実録ドラマとドキュメンタリーで徹底解明する。

【収録内容】
■ 第1部（前編）・第2部（後編）：知られざるロッキード事件の舞台裏を描いた「実録ドラマ」
田中角栄元総理大臣が逮捕された「ロッキード事件」。
米ロッキード社が自社の民間航空機の売り込みをめぐり、日本の政財界に巨額の賄賂をばらまいたとされる前代未聞の疑惑が浮上。
金を受け取った政府高官は誰なのか？
事件の背後に潜む「昭和の怪物」と言われた黒幕とは？そして21億円もの金の行方は？
時効のタイムリミットが迫る中、ぎりぎりの攻防を続ける東京地検特捜部は、ついに田中角栄元総理大臣につながる情報をつかむ。
一方で吉永祐介主任検事は、もう一つの巨大な闇“軍用機と巨額の金をめぐる疑惑”に迫ろうとするが…。

■ 第3部：日米の巨大な闇40年目のスクープ
ロッキード事件の“知られざる真実”に迫るスクープ・ドキュメント。
アメリカの民間航空機の売り込みをめぐり、5億円を受け取ったとして逮捕された田中角栄元総理大臣。
しかし、その熱狂の影で21億円もの金の行方や、軍用機をめぐる巨大な闇は明らかにされなかった。
事件から40年、取材班は100人以上の関係者や極秘資料を新たに取材。
これまで表に出ることのなかった衝撃的な事実が浮かび上がってきた…。

【封入特典】（予定）
■ブックレット（ディレクターによる取材後記）


(C)2017 NHK