ハリウッド黄金時代に輝いた、珠玉の西部劇傑作シリーズ第19弾！

【ストーリー】
■「硝煙のダコタ」
1871年のシカゴ大火災で経営する賭博場が消失して無一文になったベル・アンドリュー。
アンドリューはモンタナのパウダーリバーでカジノをオープンするジム・ファレルの手伝いの誘いを受ける。
ファレルはパウダーリバー一帯の土地を入植者を使い悪どい方法で手に入れようとしていた。
パウダーリバーにへ向かう駅馬車の中で二人はワイルド・ビル・ヒコックに出会う。
到着するやファレルは違法なやり方で計画を進めていく。
だが事態を察知したヒコックはファレルに反乱するため入植者たちを組織し始める。

■「決闘カリブ街道」
1890年頃、ジムとマイクとリンの三人は、砂金を求め牛の群れを追いながらカリブ街道を北へと進むうち、顔役ウォルシュの所有する橋にさしかかる。
その橋はマーフィという男が番をして渡るものから橋銭をとっていた。
だがジムは強引に牛の群れを渡らせ橋を壊してしまう。
マーフィは手下と共にジムたちを襲いマイクは腕に重傷を負う。
ジムは彼の命を救うためその腕を切り落とすが、マイクはジムを逆恨みしウォルシュの雇われガンマンになる。
牛を失ったジムは砂金取りのグリズリーに出会い、金光探しに加わる。

■「地獄の狼」
1891年のアリゾナ。
元保安官ののビリー・レイノルズは、獄に送ったジェシー・ゴーマンの弟二人が復讐にきたと、ジェシーの恋人アビー・ニクソンから知らされ、拳銃をとって2人を倒した。
そのため有罪を宣告され、アリゾナ監獄に送られたがここには弟の復讐を狙うジェシーが入獄中だった。
まもなくこの牢獄に駅馬車襲撃をして捕えられたアビーが入ってきたが、たった1人の女囚なので、処置に窮した主任モーガンは、彼女を獄内病院の看護婦にした。
彼女は早速ジェシーと連絡し、獄内に銃器を持込む手筈をつけた。
ジェシーはかねてビリーを狙っていたが、ビリーの雑房に逃亡用のヤスリをかくし、彼が脱獄すると密告した。

■「立ち向かう男」
南北戦争で北軍の捕虜となったロック・グレイソンは釈放後、故郷の南部の町に帰ってみると町は北部からの移住者ロジャー・ヘイルに牛耳られていた。
グレイソンの昔の敵でもあるヘイルは、グレイソン家の邸宅を勝手に自分の陣地として使い、さらにグレイソンの恋人ジェーンにも手を出そうとしていた。
町の人々からの要望に迫られたグレイソンは、ヘイルの横暴なやり口を止めるため立ち上がる。
だがあっさりヘイルの収税吏長に就任して人々を驚かせる。
実はグレイソンは法的手段によってヘイルを倒すための証拠を集めようと、密かに計画していたのだった。

■「ローン・ハンド孤高の男」
農夫のザック・ハロックと息子のジョシュアは、無法者たちに脅かされている西部の小さな町の近くにある農地で新しく根を下ろそうとしていた。
常に家族が脅威にさらされていることに対抗するため、商人や牧場のカウボーイなどは無法者を監視する少数のグループを作っていた。
彼らはザックもグループに入れようとするのだが、彼はそれを断りあろうことか町を恐怖に陥れてる無法者一味に加わってしまう。
息子と新婚の妻サラには、なぜ彼が無法者一味に加わり大切な人たちに背を向けてしまったか理解できなかった。
だがザックには無法者一味に対する密かな計画があった。