R200SS鏡筒を本格的アストログラフ（F3.8）に変身させる高性能補正レンズ。

放物面鏡で発生する収差を取り除くための高性能な補正レンズです。
ニュートン式反射鏡単体で撮影すると、 視野周辺部では主に大きなコマ収差が発生してしまいますが 、コレクターPHを併用することで、視野周辺部の星像も、シャープな点像として写すことができます。

※写真撮影だけではなく眼視観察にも対応しています。

■Wynne型3群3枚構成の光学系採用により、放物面鏡で発生するコマ収差をハイレベルに補正し、球面収差の発生も抑えることで、中心部はもちろんのこと、周辺部までほぼ変わらない極めて鋭い星像を実現します。

■フルサイズカメラにも対応する大きなイメージサークル(φ44mm)で、写野全面にわたりシャープに像を結びます。

■ASコーティング（1面当たり最大透過率99.9％）をレンズ全面に施すとともに、筒内には丁寧な艶消し処理と適切な位置への遮光線加工を施すことにより、光量損失、ゴースト、フレアーの発生を抑制します。

■製造を日本で行うとともに、特に光学系に関しては、偏芯精度を全数測定するなどの徹底した管理を行うことで、非常に高い品質を実現しています。

※特性を生かすため、R200SS鏡筒では直焦ワイドアダプター60、200mm用フードEの併用を推奨します。