高い光学性能と防塵防滴性能、堅牢性を有し、どんな状況下でも常に高画質を提供する大口径F2.8 高性能超広角ズームレンズ。

■小型軽量ながら防塵防滴性能を有する、全域F2.8大口径超広角ズームの機動性
フォーサーズシステムの超広角ズームレンズ「ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F4」の高い性能をそのままに、小型軽量化を図りながらF2.8の明るさを達成しました。明るい開放絞り値F2.8により、今までより1段速いシャッタースピードが使え、OM-Dシリーズのカメラの強力な手ぶれ補正機構との組み合わせで手持ちの撮影シーンが広がります。
ミラーレス機ならではのフランジバックの短さを生かした設計により、大口径でありながら、圧倒的な小型軽量を可能にしました。フルサイズ機と同じ画角、同じ開放絞り値のレンズと比較すると、約6割の重さに収めており、抜群の機動性を誇ります。
また、11箇所の密封シーリングがほこりや水滴の侵入を強固にガードする防塵防滴構造を採用し、「OM-D E-M1」/「E-M5 Mark II」など防塵防滴ボディーとの組合せで厳しい撮影環境にも対応できます。
本レンズと「M.ZUIKO PRO」カテゴリーの「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO」、「M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO」と3本の大口径F2.8ズームレンズがそろったことで、フルサイズの一眼レフカメラと同じ画角・開放絞り値のレンズ3本を加えた総重量を比較すると約半分の重さとなり、大きな機材を携行できないような撮影環境で圧倒的な機動力を発揮します。

■中心から周辺までシャープな描写を、絞り開放から可能にする圧倒的な光学性能
開放絞り値を使いながら周辺まで綺麗に解像力が要求されるシーン、例えば夜景や星景の撮影で抜群の高画質を可能にする光学性能を持っています。
小型軽量化を保ち、かつ大口径F2.8の開放絞りでの光学性能を高めるため、DSAレンズ（大偏肉両面非球面レンズ）、スーパーEDレンズ、EDレンズ、EDAレンズ（特殊低分散非球面レンズ）、HRレンズなど特殊レンズを贅沢に使用しています。それによって、色収差を抑え、フラットな像面と、点像の描写力を確保しています。また、中心から周辺まで光量落ちのない光学性能も併せ持っています。
ゴーストやフレアの発生を極限まで軽減するZERO（Zuiko Extra-low Reflection Optical）コーティングを有効に使用する事で、逆光にも強いレンズになっています。特に前玉の大口径レンズについてはコーティングを最適化することにより、（円形）ゴーストの発生を大幅に抑えています。
本レンズの優れた光学性能は、「OM-D E-M5 Mark II」の40Mハイレゾショットでより際立ちます。

■レンズ先端7.5cmまで寄れるプロシリーズ共通の近接能力
最短撮影距離は20cm（レンズ先端から約7.5cm）で、最大撮影倍率は0.12倍（35mm判換算0.24倍）となります。背景を生かしながらの寄りの写真という超広角レンズならではの作画ができます。

■その他の特長
AF撮影から瞬時にMF撮影へ切り替えて置きピンもできる「マニュアルフォーカス（MF）クラッチ機構」を搭載。
レンズにファンクションボタン「L-Fn」を搭載。“AF停止”をはじめ、カメラボディのカスタム設定に応じた機能の割付が可能。
固定式レンズフードを搭載。レンズ前玉の位置がテレ端では奥に、ワイド端では前に移動することで、レンズに侵入する不要な光を効果的にカットします。素材には敢えてプラスチックを採用して、耐衝撃性を確保し、フードの変形によるケラレを防ぎます。