紀伊国屋書店 KINOKUNIYA
フェリーニの道化師 【ブルーレイ ソフト】 [ブルーレイ]
フェリーニノドウケシBLU
映画=人生を祝祭化し続けたフェリーニが、サーカスと道化師に捧げた一大オマージュ。ドキュメンタリーと幻想が複雑に入り組んだ、哀しくも温もりに満ちた一遍の映像詩。【ブルーレイ ソフト】
通常価格 ¥5,210(税別)
JAN:4523215076678 
発売日 2012/07/28 
お取り寄せ 
「ご注文時の状況によりお届けまでに平常時よりも長い期間を要する場合がございます。お急ぎの場合は営業担当者へお問い合わせください。」

 数量

フェデリコ・フェリーニがテレビ局RAIの依頼で監督した、特異な小品。イタリアでは1970年の12月25日(クリスマスの日)にテレビ放映され、同月27日から劇場公開された。 映画は幼年期のフェリーニが初めてサーカスを観に行ったときの思い出話から始まり、監督自身が幼い頃に見聞きした地元の奇妙な人々と彼らをめぐる出来事が回想される。やがて撮影隊を率いたフェリーニ本人がパリに赴いて存命中の偉大な道化師たちを取材し始める。再現映像やすでに亡くなった芸人の記録フィルムを交えつつ、実在の道化師たちの談話がフェリーニ率いる虚実混淆の“撮影隊”によってフィルムに収められる様子が描かれることで、映画は幻想と現実が幾重にも入り組んだ複雑な様相を呈し始める。けれども一貫してその底に流れ続けるのは、今や失われつつあるサーカスと道化の伝統に対する深い敬意だ。 イタリアやフランスの実在の道化師たちが次から次へと登場して往時の思い出話を語り、時に一芸を披露してみせるほか、ジャック・タチ作品のポスター等で洒落たイラストを手掛けたことでも知られるフランスの俳優兼映画監督ピエール・エテ、喜劇王チャーリー・チャップリンの娘で女優のヴィクトリアら、サーカスの世界と深いつながりを持つ人々がゲスト主演し花を添える。フェリーニ作品『甘い生活』(60)でヒロインを演じたアニタ・エクバーグも本人として登場。ニーノ・ロータ作曲による温かく哀感溢れるトランペットの音色も忘れがたい、道化師とサーカスの深い憧憬と哀惜に満ちたフェリーニ流の“おもしろうてやがてかなしき”ドキュメンタリー=ファンタジー。

商品スペック
メーカー希望
小売り価格(税別)
オープン
シリーズ名/愛称
型番 KKBS-38
発売年月
ジャンル ドキュメンタリー
出演 アニタ・エクバーグ/アルヴァロ・ヴィタリ/アンナ・リーナ・アルベルティ/ガスパリーノ/トリスタン・レミイ/ピエール・エテ/フェデリコ・フェリーニ/マヤ・モリン
監督 フェデリコ・フェリーニ
時間 92分
ディスク枚数 1枚
メディア ブルーレイ