自己防衛のための護身術ではなく
自分と相手の両者が傷付かないための「先制防御」

廣木道心が開発した自他護身術：護道。それはただ自分の身を守るだけではなく、
相手が攻撃を発する前に制する「先制防御」によって、相手を傷つけることなくその力を100％封じるものである。
従来の武道や護身術にはなかった「自他護身」の理念。体格差や腕力差を埋める「錬成力」。
護道とは単なる護身の技ではなく、健康管理や介護のサポートなど、日常の様々な用途に役立てることで、
自他を思いやることのできる共存社会の実現を目指す心身操作法なのである。

【収録内容】
廣木道心 護道の成り立ち Doshin Hiroki ： Founder of Go-Do
護道の理念 Philosophy of Go-Do
護道の特徴 What is Go-Do
構えについて Fighting Stance
立ち方のポイント Stance
稽古体系 Training Philosophy
　練成法とは/検証法とは/実用法とは/技術体系/錬成力とは/錬成度とは/十二軸/基本三軸 /左右上下軸/肩軸/交差軸/脚軸/錬成法
基礎鍛錬 Basic Training
　直当て/曲当て/重心の壁/挙当て/肘当て/膝当て
検証法 Kenshoho（Check Points of Basic Training）
　直当て/曲当て/挙当て/肘当て/膝当て
実用法 Jitsuyoho（How to Apply Go-Do for Self and Opponent Protection）
　手首を掴まれた場合/胸倉を掴まれた場合/手首をねじってきた場合/蹴ってきた場合/後ろ廻し蹴りの場合/飛び蹴りの場合
　殴ってきた場合/タックルしてきた場合/ベアハッグしてきた場合/後ろから首を絞めてきた場合/ヘッドロックをしてきた場合
　フロントチョークをしてきた場合/寝ている状態で首を絞めてきた場合/寝ている状態でのポイント/背後から羽交い締めしてきた場合
　背後からホールドしてきた場合/ナイフで刺してきた場合/ナイフを振り下ろしてきた場合/首にナイフを当ててきた場合/複数の相手に対する場合

特典映像 Special Program
　国際護道連盟特別顧問 影丸穣也インタビュー KAGEMARU Joya Interview

【出演】
廣木道心（HIROKI Doshin）
1972年、兵庫県出身。幼少時より武道に興味を持ち、少林寺拳法、空手、柔術、拳法、居合剣術などの日本の武道を修業。
さらに中国拳法、ボクシング、ムエタイ、サバット、ブラジリアン柔術など海外の武術、格闘技を学び、ノールールの野外試合も経験し、
実戦における独自のスタイルを長年に渡り模索。1998年、琉球王家秘伝武術本部御殿手の達人・上原清吉氏と邂逅し、
武術に対する意識が一変する程の衝撃を受け更なる修行に励む。2000年「総合武術 躰全道」を創始。
2002年、日本国際武道連盟各種公開演武大会にて最優秀演武賞を受賞。知的障害のある息子の育児の経験から「自他護身」という
新しい理念を生み出し、2008年、武道の護身術と福祉のサポート技術を総括した新しい武道「護道」を創始。道場での武術指導と同時に、
その技術の応用である介助法の指導を福祉施設にて行いながら、護道の指導を通して、
自他を思いやることのできる共存社会の実現に向けて活動を続けている。国際護道連盟会長。自他護身術護道宗家。