宝塚歌劇団 月組公演『GUYS AND DOLLS』の模様がCD化。

【あらすじ】
行き交う人々の活気溢れる1948年頃のニューヨーク。超大物ギャンブラーのスカイは、ラスヴェガスで大金を儲けて意気揚々と戻ってきた。そこへ昔馴染のネイサンから賭けを申し込まれる。ブロードウェイ界隈で実績を持つクラップゲーム主催者であるネイサンは、14年間婚約したままのアデレイドをそっちのけにクラップゲームの主催に夢中なのだが、賭場代を工面出来ず困っていたのだ。ネイサンがスカイから賭場代を得るために思いついた賭けの内容は、「指名された女を口説き落とし、ハバナへ連れていけるかどうか」というもの。プレイボーイを自認するスカイは余裕たっぷりにこの賭けに乗るが、すぐに後悔する。指名された女は、お堅いことで有名な救世軍の軍曹サラだった。

救世軍の伝道所に出向いたスカイは、演説の成果が上がらないサラに対して、ハバナで食事を共にしてくれたら、集会に1ダースの罪びとを出席させると取引を持ちかける。サラは頑なに拒んでいたが、伝道所存続のためにスカイの申し出を受け入れる。

スカイはとうとうサラを連れ出すことに成功。ハバナの開放的なムードの中で過ごすうちに、サラはスカイに心を預け、そんなサラをスカイは愛おしく想う。夜明けのニューヨークへ戻ってきた二人。街の静けさが二人を素直な気持ちにさせていく。

スカイとサラが恋の喜びを感じるのも束の間、伝道所に戻るとネイサン主催のクラップゲームの参加者が次々と飛び出してくる。救世軍の留守をいいことに、ネイサンは伝道所でゲームを開催していたのだ。スカイはこの件に自分は関係ないと主張するが、サラは聞く耳を持たない。

想いがすれ違う、スカイとサラの恋の行方は――。


同時発売Blu-rayはTCAB-284/同時発売DVDはTCAD-618