XCD 3.4/75Pは重量わずか398 g、長さはたったの71 mmで、XCD 2.8/65より45%軽く、24%短くなりました。また、フォーカスリングの周りに象徴的な「H」のロゴが配されており、Hasselblad独自のスタイルを強調しています。

XCD Pシリーズ史上最長の焦点距離
XCD 3.4/75Pは、XCD Pシリーズ史上最長の焦点距離と最大の開放絞り値を実現した中判レンズです*。
非球面レンズ1枚と異常分散(ED)レンズ3枚を含む10群10枚構成の光学デザインを採用し、波長分散を効果的に抑えています。
また、これまでのXCD Pシリーズの最大開放絞り値より明るい f/3.4実現し、薄暗い環境下でも精細にディテールを捉えることが可能になりました。
魅力的なボケ味も演出できるため、全身や半身のポートレート撮影、街角のスナップ撮影、静物撮影等にも適しています。
* 2024年11月時点のデータに基づいています。
リニアステッピングモーターと小型軽量のフォーカスレンズ群を採用
フォーカスレンズ群が焦点位置へすばやく到達し、正確に停止することで、より応答性の高いフォーカスが実現し、リニアステッピングモーターがフォーカスレンズ群をより正確に制御することで、フォーカス精度が向上。
PDAF（位相差検出オートフォーカス）対応のXシステム、またはVシステムの中判デジタルカメラと組み合わせると、迅速で静音性に優れ、精密性と柔軟性を兼ね備えたフォーカス操作が可能です。
振動と騒音を最小限に抑えるコンパクトなリーフシャッターモジュールを搭載
静音性の高いシャッターユニットにより、静かな環境でも臆することなく撮影できます。
リーフシャッターは最大1/2000秒のシャッター速度を実現し、高速で動く被写体を容易に捉えることができます。
全シャッター速度でフラッシュ同調撮影に対応しており、フラッシュを使用して周囲の背景を暗くし、明るい日光の下でも被写体を強調するなど、優れた効果を実現します。