木製の飛行機が飛び、蒸気機関車が走り、人々はオイルランプで生活していた一世紀以上も前、グッチーニは貴重な野生動物のホーンを使って、当時紳士のお洒落小物とされていた高級タバコケースを手作りしていました。
美しいカーヴにシェイプしたデザイン性の高いもの作りにこだわります。
日常の中にさりげなく溶けこんでいる美、アートを感じた時、なぜか私達の心は穏やかな気持ちになります。
グッチーニが目指す原点がここにあります。
今日シェイプする素材は樹脂へと変わり、加えてテクノロジーを重視しています。
劇的なテクノロジーの進歩はかつて製造することが不可能だった領域を可能にし、その結果見た事のない奇跡的な商品が続々と生まれています。
例えば、廃棄ペットボトルの再生商品 Tierra、廃棄有機物をベースにしたバイオ再生商品 Dolce Vita など。
またガラスアートと遜色ない瑞々しい透明感の Le Murrine。
進歩するテクノロジーとイタリアンアートの融合がグッチーニのブランド哲学と言えます。

イタリアでは専らサラダやパスタにかける粉状パルメザンチーズを入れて使っている。あるいはシュガー入れに。容器はガラス製、ホルダーとスプーンはガラスの様に透明できれいな樹脂。伝統素材とハイテク素材のコンビネーション、それは古いものを残しながら革新するニュークラシック。