【イントロダクション】
『ミクロの決死圏』『絞殺魔』『トラ・トラ・トラ！』…名匠として名高いリチャード・フライシャー監督と、
いぶし銀の名優 リー・マーヴィンがタッグを組んだ異色の西部劇、ファン待望の日本初Blu-ray化！！

退屈な田舎町に育ち、“ならず者”に憧れていたウィル、レス、トッドの3人の若者たちは、怪我をして倒れていた男を助ける。
その男の名はハリー・スパイクス――銀行強盗の罪で手配されている札付きの“ならず者”だ。
やがて、ある出来事をきっかけに家を出ることにしたウィルたちは、理想とは異なるつらい旅の途上で窮地をスパイクスに救われる。
3人は、彼にギャングとしての手ほどきを受けてゆくが…。

1974年に製作された本作『スパイクス・ギャング』は、当時一大ムーヴメントとなっていた
アメリカン・ニューシネマの影響を色濃く感じさせる異色作だ。
監督は、『マジェスティック』『センチュリアン』のような娯楽活劇からスリラーの『絞殺魔』、
代表作のひとつでもある『ミクロの決死圏』といったSFに加え、『バラバ』『トラ・トラ・トラ！』などの歴史スペクタクルまで、
ジャンルを問わずに活躍した名匠 リチャード・フライシャー。主演を務めたリー・マーヴィンは、
1人2役をこなしたコメディタッチの西部劇『キャット・バルー』で、第38回 アカデミー賞、
第22回 ゴールデングローブ賞の主演男優賞などを獲得した名優である。
日本初のBlu-ray化となる今回は、小林清志、中尾隆聖、塩屋翼といった豪華声優陣が参加した日本語吹替音声も収録。
本作をこよなく愛する映画評論家 町山智浩による書き下ろし解説を封入する。

【ストーリー】
ウィル、レス、トッドの3人は、傷だらけで荒野に倒れていた男を助けた。
「俺はお尋ね者だ」と語った男の名は、ハリー・スパイクス―銀行強盗の罪で追われている、札付きのならず者だった。
傷の癒えたハリーは3人に礼を述べ、「いつでも力になる」と言って去っていった。
その夜、ウィルはハリーに馬を差し出したことを父に知られ、手酷い折檻を受ける。
家出を決意したウィルにレスとトッドも続き、3人はそろって旅立つのだった。
しかし、彼らを待ち受けていたのは、憧れていた自由な暮らしなどとはほど遠い、つらく惨めな道行きだった。
食うに困った3人は銀行を襲撃するが…。

【封入特典】
■ 解説書
■ 縮刷版劇場チラシ（レプリカ）

【映像特典】
■ オリジナルトレーラー


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