【キャッチ】さよなら、戦争忘れた男たち。
極道（おとこ）を超えて──　血の海に咲き散る、火の女。

戦争を始めたのは、男。
最後まで戦ったのは、女。

【解説】
知られざる極道の妻たちの世界を描いて大ヒットを記録した「極妻」シリーズ第4弾。岩下志麻が第1弾に続き、極妻を熱演、志麻姐さんの地位を確立した注目作。
関西の広域暴力団・中松組が、跡目相続で真っ二つに分裂。中松組と、枝分かれした川越会との長期抗争はすでに5年にも及び、その間に着実に勢力を拡大していった中松組は川越会傘下の組織を脅かすに到っていた。そんな中、川越会系の瀬上組々長の妻・芙有は、服役中の夫に代わって組を盛り立て、ライバル中松組に劣らない力をつけようと懸命だった。そしてもう一人、中松組への復讐に燃える極妻がいた。5年前に中松組に夫を殺され、組解散に追い込まれた伊勢組々長の妻・夏見である。やがて、因縁の出会いを果たした極妻二人は、盃を交わして契りを結び、手打ち和解に逃げ込もうとする極道を嘲笑うかのように、大組織・中松組に挑んでいく。
気丈な極妻・芙有に岩下志麻、仁義に生きる極妻・夏見にシリーズの顔・かたせ梨乃が扮して迫真の演技を披露。さらに哀川翔、石田ゆり子、小林稔侍、津川雅彦ら豪華演技陣が脇を固める決定版。